2007年10月7日日曜日

フラガール

テレビで見ましたフラガール
ベストテン・邦画第1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品です。
不思議な魅力を持つ常磐炭鉱の遠景
田舎に流れてきてもダンスの魅力からは逃れられない女
純朴な少女たち
師弟の絆
友情
プロ意識の芽生え
親子の断絶とその回復
いろいろてんこ盛りでおもしろく見させていただきました。
しずちゃんの親父が炭鉱事故にあうシーンあたりはぐっと来ましたし。

もう一度見ようとは思わないけどね(;´Д`)
結局はウソであるドラマは、それがウソであると客に意識されたらもうおしまいです。
そこをうまくだますのが役者の、そして演出の腕の見せ所なわけです。
今作の場合、出だし近くで映る長屋の景色があまりにも風呂屋の壁絵みたいだった段階でかなりげんなり来たしだいです。
「神は細部に宿る」といったのは誰だったか忘れましたが、けだし名言だと思います。
設定変えるだけでそこそこのドラマが書けそうだなぁと言う点で見ればこの映画は必見でしょう。

しかし浅川ちひろちゃんが出てきたのにはびっくりした_( (_´Д`)_