2008年12月12日金曜日

「完本 茶話 上中下」 薄田泣菫 冨山房百科文庫

明治の詩人薄田泣菫が大正~昭和にかけて書いた新聞エッセイの完全版
もうへそ曲がりで気むずかし屋で頑固ジジイで博覧強記でユーモアのセンスがすごい(;´Д`)エッセイの最高傑作です
全部読み終わるまで1年くらいかかりそうなのでここで紹介(;´Д`)時事的なイヤミが満載なので当時の新聞があったらもっとおもしろいんだろうなあ
なお冨山房はもうつぶれたのでスーパー源氏でどうぞ

2008年11月18日火曜日

「ディファレンス・エンジン」 ギブスン&スターリング ハヤカワ文庫

やっとやっと読み終わった(;´Д`)あまりに長期にわたったのでよけいにワケわからん
もうこういうのを読むだけの若さは失ったのかなぁ(ρ_;)全然面白くなかったしオチも解説読んだけど理解できなかったし

2008年9月30日火曜日

今月の反省

やっぱり減った(;´Д`)公演もあと1ヶ月で忙しいんですもの

2008年9月28日日曜日

「東一番町ブラザー軒」再

CDには何のクレジットもなかったので高山さんのオリジナルかと思ってたんだけど
ここによれば菅原克己という人の詩で、高田渡が曲つけてたんですね(;´Д`)ひとつ勉強になりました

2008年9月27日土曜日

「地底探検」ヴェルヌ 創元SF文庫

今度映画になるって言うので見直してみました(;´Д`)あれって印象
子供のころ読んだジュブナイル版はもっと波乱万丈で面白かったような気がしたんだけど
前半は単調だし後半も山場は2箇所くらいだし(;´Д`)海底2万マイルとごっちゃにしてるのかな

エキセントリックなリデンブロック教授と案内人のハンスはいいなぁ(;´Д`)好き

2008年9月16日火曜日

いんたぁみっしょん

高山広という役者がすき(;´Д`)先日阿佐ヶ谷でやったお気持ち大図鑑も行った

そこで買ったCDに入ってた
「東一番町ブラザー軒」ってのがすごい(;´Д`)夏目夢十夜+宮沢って感じか

ぜひみんなに聞いてほしいと思う(;´Д`)「太郎の叫び」も好きだけど
それにつけても本店の既知外天国は何とかなりませんか(;´Д`)dsさん

2008年9月12日金曜日

「吉田自転車」 吉田戦車 講談社文庫

「火星人」シリーズや「チクチクウニウニ」の作者による自転車徘徊エッセイ(;´Д`)文体はマンガよんでないとちょっとついていけないかも
半年で20回連載だから週刊連載だと考えるとネタに苦しむのもよくわかる(;´Д`)その割にはよく遊んでるな吉田

2008年9月9日火曜日

「時計じかけのオレンジ 完全版」 ハヤカワepi文庫 アントニイ・バージェス

いやぁびっくりしたびっくりした(;´Д`)あの「時計じかけのオレンジ」に幻の最終章があったなんて
しかしこれはどうなんだろう(;´Д`)この最終章があるかないかでぜんぜん印象が違うんだけど
とくに映画からファンになった人は反発するだろうな_( (_´Д`)_俺はあるのもないのも映画も嫌いだけど

2008年8月31日日曜日

今月の反省

普通の本はたったの2冊か(;´Д`)テレビもちゃんと見てないし羊頭狗肉ってやつ?
来月は本格的にバタバタし始めるし何も書けないで終わっちゃうかも_( (_´Д`)_まあ読んでるやつもいないからいいか

2008年8月27日水曜日

「別役実のコント検定!」 別役実他 白水社

別役先生が毎年開講している日本劇作家協会主催の「戯曲セミナー」
及びその卒業生による「コント研修会」でつくられたものの優秀作品を集めたもの。
実に35本ものコントがつまってて、うち2本は筒井康孝原作という豪華本である。
上演料は無料公演で千円、有料公演で三千円(商業ベースでの使用の場合は応相談)

これはつかえそう(;´Д`)新人入ったときの練習用にしようっと
同じ会社から出てる「別役実のコント教室 不条理な笑いへのレッスン」もおすすめ_( (_´Д`)_シーちゃんがおもしろい

2008年8月11日月曜日

戯曲『坐漁荘の人々』 小幡欣治 悲劇喜劇2008年1月号

昭和初期、興津にある西園寺公望の別荘「坐漁荘」を舞台にした女中たちの物語
西園寺役に大滝秀治、女中頭つる役に奈良岡朋子と
実に豪華なキャスティングで「早くみとかないと見られなくなるかも」って思ってたんだが
結局見られなかった(;´Д`)再演はあるのだろうか

ホンはおもしろかったよ_( (_´Д`)_つるの台詞が大正デモクラシーの中で芸者として育ったって感じが出てればもっとよかったかも
ちょっと戦後くさいんだ(;´Д`)残念

戯曲『ロンサム ウェスト』 マーティン・マクドナー 悲劇喜劇2006年11月号

アイルランドの田舎町
2人の兄弟の子どものようなけんか
それを気に病む泣き虫の牧師と
その牧師に恋心を抱く蓮っ葉な娘

牧師の手紙と娘の独白にいいところがちょっとあるんだけど
全体としてどこまで客が笑ってくれるかというと(;´Д`)演劇集団円がやってるんだからおもしろいんだろうけどねえ

やっぱり赤毛物ってかんじでウチじゃあやりにくいなあ_( (_´Д`)_はぁぁぁ

2008年8月7日木曜日

「トールキンのガウン」リック・ゲコスキー 早川書房

私が高校生のころ
テーブルトークロールプレイングゲームというものに出会った
ダンジョンンズ&ドラゴンズ
ルーンクエスト
トラベラー
サイバーパンク2020
パラノイア
ルーンマスター(以下RM)
コールオブクトゥルフ(以下CoC)
私に原点があるとすれば、それらの中でもRMとCoCにあったのであろう
RMとつなげてくれたビルボ氏(NECの技術者にもかかわらず弱視で、しかもバイクライダーだった)
CoCとつなげてくれたミ・ゴ氏(当事中央大の学生だった。彼の創作能力は、まさに私の父といえる)

当事、私のベースにあったのが『指輪物語』であった。いまだにそうだと思う。
ここ数年のフォグワースマニアの台頭に日々心を痛めていた。
「そんなたいそうなもんじゃねーだろ」と
で、この作品だが、私にとっては以下の文章があっただけで満足だ
「もしローリングのほうトールキンより優れた作家だと思うなら、あなたはきわめてうぶな子供か、大ばか者のいずれかだ。」

もうちょっといいたいことがあるような気がするが今日はここまで(;´Д`)酔っ払ってるしね

2008年8月4日月曜日

戯曲『瀕死の王』 イヨネスコ 現代フランス文学13人集 2 新潮社

んんん~(;´Д`)わかんない
柄本さんがやるっていうから読んでみたけどぜんぜんわかんない
閉塞感というか切羽詰った感じだけが残ってる(;´Д`)つらい

インタビュー見てもよくわかんないし(;´Д`)オレハモウダメダ

見に行こうかなぁ_( (_´Д`)_でも9月って秋公演の準備で忙しいんだよぉ

戯曲『戦場のピクニック』 アラバール アラバール戯曲集Ⅰ 思潮社

登場人物は6人
16ページ2段組
ザポ君という一人の兵士がいる戦場にその両親がピクニックにやってくるというストーリー
不条理劇の名作って言われてるらしいけど確かにおもしろい
6人中2人はちょっとしか出てこないからキャスティングされた役者がちょっとかわいそうかもしれないけど
実際やったら40分くらいかなぁ_( (_´Д`)_もうちょっとお父さんの台詞に狂気が入ってもいいかも

ああ_( (_´Д`)_またコメントのつかない記事を書いてしまった

2008年8月3日日曜日

フロスト気質 上下 (創元推理文庫)

フロストシリーズ第4弾
今回は............(;´Д`)今までと同じ

といいたいところだけど
2巻本で第1作と比べて1.7倍のページ数ってことを考えると
微妙に薄まってる気がします。
フロストも過去3作よりも秩序だった動きをしているようです。

このシリーズの魅力は
足と運だけでコロコロと事件が片付いていくところと
カオスと叫びたくなるような重なり合った事件の糸(連作短編集という声もあるくらい)
だと思うんですが、
なんか片付いてるんだよなぁ(;´Д`)あと2作どーなるんでしょ

2008年7月31日木曜日

今月の反省

がんばってバンバン書いたのはいいけど確かにコメントつけられないな_( (_´Д`)_でもテレビ見る暇もないんですもの

2008年7月29日火曜日

戯曲『大地のカケラ』 はせひろいち 悲劇喜劇2006年10月号

15年ぶりに集まった芸術創作研究部の卒業生5人
卒業寸前に川で死んだもう一人の仲間について語り始める

ファンタジーとサスペンスと笑いも少々って欲張る気持ちはわかるけど
もっと良くできるんじゃないかなぁ_( (_´Д`)_整理できてない感じで気持ち悪い

2008年7月28日月曜日

戯曲『砂利』本谷有希子 悲劇喜劇2008年3月号

子どももでき、これから一家の大黒柱としてがんばっていかなければいけない男
しかし、少年時代のいじめられっこから送られた脅迫状のおかげで気が気でない日々を送っていた

それなりに笑えるしスラップスティックと不条理劇の中間線としてはおもしろい作品だと思います
_( (_´Д`)_ウチの演出はめんどくさい舞台装置を嫌がるので二階建ての家をたてるなんていったら笑われるだろうなあ

2008年7月24日木曜日

戯曲『シャッター通り商店街』高橋正国 悲劇喜劇2007年11月号

近所にできたショッピングセンターのおかげでどんどんさびれていく商店街
そこに
3年インドでカレー作りの修行をしていた青年が帰ってくる
しかも若いお嫁さん候補を連れて!!

泣けて笑えて明るい気分になれるいい作品だと思います
こういう芝居をやりたいなあ_( (_´Д`)_ウチの役者だとキャスティングできないのが悔しい

戯曲『親の顔が見たい』畑澤聖悟 悲劇喜劇2008年7月号

名門私立女子中学校の生徒が教室で自殺
遺書にはいじめを受けていたという記述とともに5名の生徒の名前が
学校に呼び出されたいじめ側の生徒の親たちは自分のエゴと子どものために醜い争いを繰り広げる

トラブルが起こって呼び出された親がって設定はおもしろいと思うんだけど
自殺は重いよ_( (_´Д`)_最後救いがないしウチではやらないなあ

2008年7月23日水曜日

裁判長!ここは懲役4年でどうすか(文春文庫)

比較的小さな事件の裁判傍聴記なんですが
選ぶ事件に味があって悪くないかなと
ちょっと暇つぶしで裁判所行きたくなっちゃったし

でも後半の「やっぱり殺人でしょ。しかも絞殺」ってあたりいっちゃってるなあって気もして少し心配
それよりなにより発売1ヶ月でもう4刷ってのがびっくり_( (_´Д`)_いいなぁいいなぁメジャーいいなぁ

2008年7月13日日曜日

四十七人目の男(扶桑社文庫)

びっくりした(;´Д`)まさかスワガーサーガに新作が
しかも舞台は日本!!!

ダニングの古書店主クリフシリーズでもいいましたが
おっさんになるとどうしてもプラスアルファにひかれます
しばらく冒険活劇だったスワガーシリーズの今回のアルファは刀剣の世界
ちょっと興味はひかれましたが所詮はアメ公
やっぱり違和感は残ります

チャンバラは映像の方が面白いなあ_( (_´Д`)_とりあえず高木貞治の新式算術講義(ちくま学芸文庫)が面白そう

2008年2月16日土曜日

本店を弾かれました

会社のemobileだとつながるんだけどおうちのフレッツOCNだと弾かれます(;´Д`)俺が何したってんだ
会社のPCは不調だし既知外クライアントには悩まされるしもうすごく脱力感
(;´Д`)でも死なない