2008年8月31日日曜日

今月の反省

普通の本はたったの2冊か(;´Д`)テレビもちゃんと見てないし羊頭狗肉ってやつ?
来月は本格的にバタバタし始めるし何も書けないで終わっちゃうかも_( (_´Д`)_まあ読んでるやつもいないからいいか

2008年8月27日水曜日

「別役実のコント検定!」 別役実他 白水社

別役先生が毎年開講している日本劇作家協会主催の「戯曲セミナー」
及びその卒業生による「コント研修会」でつくられたものの優秀作品を集めたもの。
実に35本ものコントがつまってて、うち2本は筒井康孝原作という豪華本である。
上演料は無料公演で千円、有料公演で三千円(商業ベースでの使用の場合は応相談)

これはつかえそう(;´Д`)新人入ったときの練習用にしようっと
同じ会社から出てる「別役実のコント教室 不条理な笑いへのレッスン」もおすすめ_( (_´Д`)_シーちゃんがおもしろい

2008年8月11日月曜日

戯曲『坐漁荘の人々』 小幡欣治 悲劇喜劇2008年1月号

昭和初期、興津にある西園寺公望の別荘「坐漁荘」を舞台にした女中たちの物語
西園寺役に大滝秀治、女中頭つる役に奈良岡朋子と
実に豪華なキャスティングで「早くみとかないと見られなくなるかも」って思ってたんだが
結局見られなかった(;´Д`)再演はあるのだろうか

ホンはおもしろかったよ_( (_´Д`)_つるの台詞が大正デモクラシーの中で芸者として育ったって感じが出てればもっとよかったかも
ちょっと戦後くさいんだ(;´Д`)残念

戯曲『ロンサム ウェスト』 マーティン・マクドナー 悲劇喜劇2006年11月号

アイルランドの田舎町
2人の兄弟の子どものようなけんか
それを気に病む泣き虫の牧師と
その牧師に恋心を抱く蓮っ葉な娘

牧師の手紙と娘の独白にいいところがちょっとあるんだけど
全体としてどこまで客が笑ってくれるかというと(;´Д`)演劇集団円がやってるんだからおもしろいんだろうけどねえ

やっぱり赤毛物ってかんじでウチじゃあやりにくいなあ_( (_´Д`)_はぁぁぁ

2008年8月7日木曜日

「トールキンのガウン」リック・ゲコスキー 早川書房

私が高校生のころ
テーブルトークロールプレイングゲームというものに出会った
ダンジョンンズ&ドラゴンズ
ルーンクエスト
トラベラー
サイバーパンク2020
パラノイア
ルーンマスター(以下RM)
コールオブクトゥルフ(以下CoC)
私に原点があるとすれば、それらの中でもRMとCoCにあったのであろう
RMとつなげてくれたビルボ氏(NECの技術者にもかかわらず弱視で、しかもバイクライダーだった)
CoCとつなげてくれたミ・ゴ氏(当事中央大の学生だった。彼の創作能力は、まさに私の父といえる)

当事、私のベースにあったのが『指輪物語』であった。いまだにそうだと思う。
ここ数年のフォグワースマニアの台頭に日々心を痛めていた。
「そんなたいそうなもんじゃねーだろ」と
で、この作品だが、私にとっては以下の文章があっただけで満足だ
「もしローリングのほうトールキンより優れた作家だと思うなら、あなたはきわめてうぶな子供か、大ばか者のいずれかだ。」

もうちょっといいたいことがあるような気がするが今日はここまで(;´Д`)酔っ払ってるしね

2008年8月4日月曜日

戯曲『瀕死の王』 イヨネスコ 現代フランス文学13人集 2 新潮社

んんん~(;´Д`)わかんない
柄本さんがやるっていうから読んでみたけどぜんぜんわかんない
閉塞感というか切羽詰った感じだけが残ってる(;´Д`)つらい

インタビュー見てもよくわかんないし(;´Д`)オレハモウダメダ

見に行こうかなぁ_( (_´Д`)_でも9月って秋公演の準備で忙しいんだよぉ

戯曲『戦場のピクニック』 アラバール アラバール戯曲集Ⅰ 思潮社

登場人物は6人
16ページ2段組
ザポ君という一人の兵士がいる戦場にその両親がピクニックにやってくるというストーリー
不条理劇の名作って言われてるらしいけど確かにおもしろい
6人中2人はちょっとしか出てこないからキャスティングされた役者がちょっとかわいそうかもしれないけど
実際やったら40分くらいかなぁ_( (_´Д`)_もうちょっとお父さんの台詞に狂気が入ってもいいかも

ああ_( (_´Д`)_またコメントのつかない記事を書いてしまった

2008年8月3日日曜日

フロスト気質 上下 (創元推理文庫)

フロストシリーズ第4弾
今回は............(;´Д`)今までと同じ

といいたいところだけど
2巻本で第1作と比べて1.7倍のページ数ってことを考えると
微妙に薄まってる気がします。
フロストも過去3作よりも秩序だった動きをしているようです。

このシリーズの魅力は
足と運だけでコロコロと事件が片付いていくところと
カオスと叫びたくなるような重なり合った事件の糸(連作短編集という声もあるくらい)
だと思うんですが、
なんか片付いてるんだよなぁ(;´Д`)あと2作どーなるんでしょ